明日1月13日土曜日公開の映画
ドリス・ヴァン・ノッテン
ファブリックと花を愛する男
ミシェル・オバマ前大統領夫人、
ニコール・キッドマンをはじめ
世界中のセレブリティはもちろん
ファッション好きを魅了し続ける
ファッションデザイナー
ドリス・ヴァン・ノッテン
25年間一度も休むことなく、
春夏秋冬と年に4回のコレクションを
発表し続けるドリスが
作品づくりに注ぎ続ける愛情とこだわり、
そして彼を取り囲むチームが一丸となり、
シーズンごとのコレクションのテーマ、
テキスタイルデザインなど
ありとあらゆるものを創り出していく
過程、人間感、作品感が繊細に描かれています。
時代を超えたタイムレスな服づくりを目指すー
というそのコンセプトに沿って、
試行錯誤を繰り返しながら作り上げていく
その感性はまさに芸術家。
しかしながら、実売に結びつかなければ
来期の作品の発表はできないどころか、
彼のチーム、店舗はじめ全スタッフの生活が
一気に崩れてしまう。
広告は一切しない、自己資金だけで活動する
手軽な小物やアクセサリーは作らず、
洋服だけで世界と勝負するーという
ドリスの服づくりへの想いがぐっと伝わってくる
ドキュメンタリー映画です。
私個人としてすごく印象に残ったのは、
アントワープ郊外の邸宅に広がるお庭の素敵なこと！
季節の花を楽しみ、
部屋を花で彩り、採れたての野菜を食す
ごくごく当たり前の誰もが持っている
自然を愛し楽しむ感性に磨きをかけて暮らす
ドリスが、この広大で豊かな自然から
インスピレーションを得ているのは、
彼の創るテキスタイルからもしっかり伝わってきます。
ドリス自身がもつ感性の高さ
そして、彼が統率するチーム力。
一つ一つに妥協を許さず、
努力を積み重ねが
今のドリス本人はもちろん、
ドリス ヴァン ノッテンという
ブランドの世界観がまっすぐに伝わってくる
緊張感あり、美しさ溢れる描写ありの
ドキュメンタリー映画です
ドリス・ヴァン・ノッテン
ファブリックと花を愛する男
© 2016 Reiner Holzemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR – ARTE
2018年1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野ほか全国順次公開
http://dries-movie.com/
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