想いがつまった愛を贈れますか？

この週末は母の十三回忌でした。

この12年はあっという間で年月が過ぎるのは本当に早い・・・
と、思うと同時に、12年前に想像すらしていなかった素敵なことや、
12年経ったからこそわかることもあり、
やはり12年という月日の長さを感じます・・・。

そして、どれだけ経っても母からは学びが沢山。

今回の十三回忌でもたくさんの学びが次から次へと降り注いできました。
母はいつでもいつまでも教え続けてくれるのですね・・
母の愛を深く感じます。

にも関わらず、

私が高校生の時の母の友人から
思いがけず素晴らしい仏花が届きました。

こんなにも母を想い続けてくれている友人に
母もあちらで驚き感動していることと思います。

もし、私だったら・・・
12年後の命日にこんなに想いがつまった愛を贈れる自分でいられるだろうか・・
こんなに友人を愛せる自分だろうか・・・

みんなそれぞれに生活があり、
ついつい自分のことでいっぱいいっぱいになって
周りが見えなくなってしまいがち。

特に、40代は、社会的にも、体的にもいっぱいいっぱい。

私、大切なことを怠ってはいないだろうか・・

毎日慌ただしく過ごしていると、
いろいろな感情や想いに振り回されそうになるけれど、
瞬間的な感情に振り回されず、自分らしく惑わされず
1日1日を大切に過ごしていきたい…と
改めて家族との関係や自分自身を見つめなおした十三回忌でした。

若くして母が他界してしまったことは、
本当に悲しくて辛い出来事です。

でも、こうやって母がいないからこその学びはとても深く愛情がたっぷりで。
母の寿命は12年前だったのだな・・と。
改めて母に感謝の気持ちでいっぱいです。