今やSNSでも大人気のクロエ・グレース・モレットとアンセル・エルゴートが共演するサスペンス。
舞台は政治の街ワシントン。母親を亡くしたクロエ・グレース・モレット演じる高校生アディソンの様子をじっと見守る周囲の温かさからはじまります。
ついさっき会ったばかりの親友ケビンがカフェで射殺され、警察の操作は裏組織に巻き込まれたとして操作を打ち切ろうとしますが、優等生のケビンが裏社会と接点があるはずがない!と、アディソンが、クロエ・グレース・モッツ演じる幼馴染のフィービーを巻き込みながらその真相を探りはじめ、少しずつ裏社会へ足を踏み入れて行くことに・・。
アンセル・エルゴート演じる高校生アディソンとクロエ・グレース・モッツ演じるフィービー。
この二人の組み合わせがなんともいいテンポを作っていて、言葉数こそ少ないものの、フィービーの母親を亡くしたばかりのアディソンへの気遣いや、じっと側で見守っている様子など、幼馴染という信頼できる”愛情・友情”を感じる空気感や、思春期の二人が大人の思考の間を行ったり来たりしながら表現が観ている私にまで伝わってきて、サスペンスでありながらも心温まるストーリー。
なぜ、アディソンが危険を冒してまでケビンの死の真相をつきとめたかったのか・・誰にも見せていなかった、彼なりに母親の死を乗り越えようとしていたアディソンの心の声、
また、高校生である彼らと親との関係性の温かさにも注目です。
2018年8月25日公開 クリミナルタウン
© 2016 NOVEMBER CRIMINALS HOLDINGS, LLC
配給:ギャガ・プラス
8月25日(土)、新宿シネマカリテほか全国順次公開