11月11日土曜日公開の映画
ロダン カミーユと永遠のアトリエ
あまりにも有名なフランスの彫刻家オーギュスト・ロダンとその愛弟子カミーユのこのストーリーをひと足早く試写させていただきました。
日本でも各地で鑑賞することができる、オーギュスト・ロダンの作品。
「考える人」と言えば、きっと誰でもわかりますよね。
その、天才的な彫刻家、ロダンの没後100年となる今年、パリのロダン美術館の全面協力の下で作られた作品です。
芸術家が秘めている感情と想いのセンサーとは、こんなにも深いのだろうか。
ロダンを演じているヴァンサン・ランドンは、何回もロダン美術館へ足を運んでロダンを理解していったそう。演じるその姿は、まさに天才芸術家そのものの大迫力。彫刻家のアトリエとはこのようなものなのか、と作品を作り上げるまでの過程が、まさにその時代をみているかのように描かれています。
そして、このストーリーに欠かせない、ロダンと愛人カミーユ。
この2人の芸術にかける想いと才能、そして愛情は繊細すぎるほど繊細で。その繊細さがあるからこそ、素晴らしい作品に魂を送り込むことができるのかもしれないとさえ思ってしまう、繊細すぎて揺らぐ２人の姿。
女性である私はどうしてもカミーユ目線で見てしまうのですが、そもそも、男心すらわからない私が芸術家の心なんてわかるはずもないんですけどね、
カミーユが愛したものって何だったのだろう。ロダンの自由気ままな感じだったのか、それとも才能だったのか。どうしてそんなに傷ついてしまうまでそばにいたんだろう・・そして、内縁の妻、ローズとカミーユの二人を行ったり来たりのロダン。その心はなんだったんだろうか、もしかしたら、彼の繊細な心がが故、カミーユの若き才能を恐れて、そこからほっとできる場所をローズに求めて居たんだろうか。。
そんなことを考えながら、作品にかける芸術家の熱い想いに触れることができる作品です
ロダン カミーユと永遠のアトリエ
明日11月11日土曜日公開です
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『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』
© Les Films du Lendemain / Shanna Besson
配給：松竹＝コムストック・グループ
11月11日（土）より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国公開！
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