母を想う

ここ数日、

なぜか母をとても感じています。

母がなくなったのは

もうずいぶん前のこと

来年、13回忌。

当時は、私もまだまだ若くて
突然の母の死を受け入れられず、
長い年月辛く哀しく愛しい日々を過ごしました。

母の急逝の知らせを聞いた時も、
すぐに実家に戻り返事をしてくれない母に会ったときも
まったく涙が出ませんでした。

年齢的にも、
周囲の友達が次々と出産して、
母子となっていく姿を見るのがほんとうに辛かった。

出産という人生で大きな大きな素晴らしい出来事とリンクして
容赦なく目の前に見える”母”という存在の大きさが

産まれてきた我が子に
目一杯の愛情を注ぐ友人たちを見て
こんな風に自分に愛情を注いでくれた
最愛の母はもうここにはいないんだな、と。

母が亡くなり、でもそれを

どうやって受け止めたらいいのか
わからなかった私には、ただただ母の姿を想うばかり。。。

全てに対してNOの思考


私の世界は、
一筋の光も見えず、
出口がない真っ暗な世界だった。

殻にこもってしまい、
仕事と家の往復だけの毎日。
ただそれだけで数年が過ぎました。

そんな私ですが、今こうやって

笑顔で自分の人生を歩いているのは、
母のおかげ。

あの時のあの数年がなければ
間違いなく、今の私はいなかった。

私の人生がガラリと変わったのは
きっと母が背中をポンっとおしてくれたんだと思います。

そんな母を想う数日を過ごしていたら
今朝、友人からお母様が亡くなられたとの連絡が・・

虫の知らせだったんだろうか。

今日は花火です。

お盆の迎え火や送り火の意味がある花火。
我が実家は関西なので8月がお盆ですが、
母への想いを胸に楽しんできたいと思います。

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