【公開中】フランス映画「夜明けの祈り」

 

 

8月というと私たち日本人にとって

 

どうしても戦争のことを考える時期。

 

 

 

そんなタイミングに合わせて公開中の

 

フランス映画 夜明けの祈りは、

 

戦時中のヨーロッパはポーランドの修道院での話。

 

 

 

 

 

女性として、組織として、信仰、そして命の尊さ・・・。

 

試行錯誤と葛藤がありすぎて、

 

複雑な想いが繰り広げられたストーリーでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初から最後までスクリーンに釘付けだったこの映画。

 

信じることが自らを救うという「信仰」のもと

 

想像を絶する葛藤を秘めた姿。

 

 

 

思い悩み、導かれるべき道を模索する責任。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなところに現れた

 

口数が少なく、心に熱い想いを持つ

 

若いフランス人医師マチルダ。

 

 

 

彼女が目にしたもの、そして医師として女性としての想い。

 

淡々と守るべきものを守る・・

 

マチルダの姿はあまりにも美しすぎました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寡黙なマチルダが最後に辿り着いた

 

信仰、命・・暖かさがさしこむ希望の光。

 

そのシーンを思い浮かべるたびに今でも胸が熱くなります。

 

 

 

 

 

 

日本人であり、アジア人である私は、

 

戦争というとアジアで起こったことに意識が向きがちですが、

 

この映画は、戦争はこの広い世界中で起こっていたということ。

 

 

 

さらに、

 

戦後の恵まれた日本で生まれ育っている私にとって、

 

戦争の話はあまりにも想像を絶する話ばかり…。

 

どんなことがあっても二度と起こってはならないということを

 

改めて胸にずっしり感じた作品でした。

 

 

 

 

 

あまりにも深すぎて、

 

この映画を想い出すだけで胸が苦しくなり、

 

平和の在り方、信仰と心のバランスの取り方、

 

そして、自分との向き合い方。

 

ありとあらゆることが頭を駆け巡ります。

 

 

いろいろと考えさせられることが多々ある世の中ですが

 

当たり前であることが有り難いということ。

 

そして、

 

自分にとって、私たちにとって大切なもの

 

心を温めてくれるものを見つけられるヒントになるのではないでしょうか・・

 

 

 

 

 

この夏、ぜひ観ていただきたい映画です。

 

 

 

夜明けの祈り

 

http://yoake-inori.com/index.php

 

 

 

 

⬇︎Yahoo!映画の先週公開映画ランキングでも1位だそうですよ。

 

https://movies.yahoo.co.jp/ranking/point/?type=lastweek

 

 

 

 

 

 

『夜明けの祈り』 © 2015 MANDARIN CINEMA AEROPLAN FILM MARS FILMS FRANCE 2 CINÉMA SCOPE PICTURES

 

■配給:ロングライド

■8月5日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

 

 

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